Wajima Lacquerware (輪島塗 Wajima-nuri)

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輪島塗とは

石川県輪島市で生産される漆器の事で、土台となる木地には、生漆や米糊、
輪島地の粉と呼ばれる焼成粉末珪藻土を混ぜた下地が幾重にも施されています。
そのため、美しさだけでなく、堅牢さにも秀でているのが最大の特徴です。
年月とともに形状や意匠に工夫が重ねられ、蒔絵や沈金、螺鈿(らでん)といった
華麗な装飾の技巧も磨かれていきました。
現在では国の重要無形文化財にも指定されている、日本を代表する伝統工芸です。

輪島塗の起源

さまざまな説がありますが、現存する最古の輪島塗は「重蔵権現本殿の朱塗扉」で、1524年作といわれています。漆器の技法そのものは縄文時代にまでさかのぼることができます。
そして長い時間をかけ、幾世代にもわたってつねに進化を続けてきたのです。
たとえば、「輪島地の粉」の発見。これは土の一種を焼いて粉末にしたもので、
漆に混ぜることで頑丈な下地がつくれるようになりました。
弱くなりがちな所に布をかぶせる「布着せ」という手法も生みだされました。
こうして、輪島塗ならではの「美しさと堅牢さ」を支える、
本堅地法とよばれる工法が完成したのです。
江戸時代には沈金の技術が確立。さらに蒔絵の技術が伝わり、
「暮らしの中で使う道具であると同時に、ひとつの芸術でもある」という
輪島塗ならではの価値が確立していきます。より美しいもの、よりよいもの、より優れたものが時を超えて磨かれてきた技から生まれます。

輪島塗と永くおつき合いいただくために

ご飯や煮物を盛る。汁物をよそう。輪島塗は、その本来の用途に使うのであればどのように使っても傷むことはありません。
ただし、洗い方や置く場所など、ほんの少しだけ気をつけていただきたい。

ルールがあります。
このルールさえ守っていただければ、輪島塗は、暮らしを豊かに彩りながら、
一緒に歳月を重ね、愛着を深めてゆくはずです。

  • 電子レンジでは使わないでください。
  • 食器洗浄機、乾燥機は避けましょう。
  • 中性洗剤で普通に洗っていただけます。つやを保つためには、強い酸やアルカリ、漂白剤、クレンザーやタワシは避けてください。
  • 指輪を外し、ガラスや陶器と別にして洗えば、キズを避けることができます。
  • 直射日光、紫外線は苦手です。ガラスや陶器と重ね合わせず、漆器は漆器だけでまとめて仕舞いましょう。
  • 長期間保管する場合、汚れや水分が残らないようしっかり拭き上げてください。直射日光の当たらない、適当に湿度のあるところが最適です。部屋の中では高い場所が乾燥しがちなので、できるだけ低いところに収納してください。
  • キズ、ひび割れなどの傷みも、輪島塗なら治せます。
  • しっかりとした本堅地の輪島塗は、塗り直したり、キズを補修したりといった
    修理がきくことも大きな特徴です。
    輪島ではこれを「なおしもん」と呼び、伝統的にアフターサービスとして行っています。

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